オーディオ機器 〜オカルト編〜

オーディオ機器というものは、様々な用途にあわせた製品がありますが、
その中で、オカルトと呼ばれる製品が数多くあります。
あくまで、私は経験の上で肯定派ではありますが、
論理的に考えると『えー!?』と疑問に思う商品も多々あるでしょう。
中には、超高級なコンセントタップ、水入りケーブル、
スピーカーケーブルを地面から浮かす道具、CDダンパー、
CDの縁をマーカーで塗る等と数え上げるとキリがありません。

《 電源タップ 》

こういったものは、オーディオマニアの中ではオカルトとされています。
理に適うはずの無い事で、オーディオの音が変わってしまう。
これは事実と事実で無いものとを判断するのと、
音が本当に向上しているのかを、まず自分に問いましょう。

私自身、確かに、CDの縁をマーカーで塗ると音が変わった気がした頃もありました。
その他、メインブレーカーからオーディオ用に専用電源も持ち込んでみたり、
CDデマグネタイザー(磁気を消す機械)も買った頃もありました。
そのような事を色々と試している日々の中で、
ある日、「音って、そんな単純に変わる物なのか?自分が敏感すぎるのか??」
と自分に質問しました。

《 CDデマグネタイザー 》

その中で私の出した答えは、《音変わり恐怖症》です。

自分自身がオーディオに懲りすぎと言うか、敏感になりすぎてしまっており、
オカルトとされている製品にまで手を出してしまっていたのです。
この頃の私は「音楽を楽しむ」事を忘れ、「音が変化する」事に興味津々でしたね。
確かに音に曇りなく、非常に解像度の良いシステムでしたが、
「全く面白みが無かった」とも言えます。
下手をすると、総費用が1千万円以上を掛けてしまっていたのです。

この経験から「オカルト商品は音が変わる」と私は今でも思っています。
しかし、それよりもオーディオを楽しむ事を忘れてしまっていたと
気付いた事がより大事でした。

そこで辿り着いた先が、《 QUAD ESL57 》ですが、
1千万円超えのシステムよりも楽しく音楽を聞けたのです。
決して音が曇っているとかは無く、「重低音が足りないかな~?」
といった程度にしか文句がなかったのです。

《 QUAD ESL57 》

超高額のシステムより、遥かに楽しく聞けて音も良い。
でもこれは、自分自身の耳が肥えたせいもあるでしょうし、
また、スピーカーを鳴らせるようになった自分が、
オーディオに関して上達したこともあり、相当レベルアップしたと思っております。

ここまで来るのは、まさに試練でした。
自分自身が経験したからこそ、やっと言える事ですが、
オカルト製品に手を出している事は、決して悪い事ではなく、
私のような人には、通らなければ上達しない道でもあると考えます。

 

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